今年の夏も再び岐阜県は奥飛騨温泉郷・平湯温泉へ行ってきました。
中央道・松本ICを降りて国道158号を走るのが去年のルート。今年は途中で奈川温泉方面へ折れて上高地乗鞍スーパー林道へ寄り道です。
奈川の名物料理「とうじそば」。
山の幸が入っただし汁が火にかけた状態で出てきて、
小さなザルに入れたそばをシャブシャブしていただくというもの。今なら夏期限定「冷しとうじそば」がある。
というわけで「冷し」を注文。関東人にはちょっと物足りない薄口ベース、だし汁の具も小さく刻み過ぎて何が入ってんだかよくわからないのが残念でした。
ただし蕎麦通のブログでは奈川のソバは評判がいいようです、念のため。
スーパー林道は2008年までは有料だっただけに眺望が良いだろうと思っていたが道中ずっと深い緑に覆われており、頂上の白樺峠に来て初めて開けた場所にでる。(きっと紅葉の頃がこの道のベストシーズンだろう)
そこからの眺望は素晴らしく穂高と乗鞍連峰が一望できる。
この眺めだけで回り道した価値はあった。
平湯大滝は宿から車で10分とかからないところにある。
落差64m、幅約6m。「日本の滝百選」、「岐阜県の名水50選」に選ばれている名瀑である。
滝周辺はまるで天然のクーラー。
2日目は去年台風の襲来で断念した乗鞍スカイラインを自転車で登る。
標高1,684mの平湯峠を起点とし、標高2,702mの畳平を終点とする山岳観光道路で、日本一の高度を走ることのできる雲上のスカイラインとして名高い。
バッチリ準備してきたつもりだったがウィンドブレーカーを忘れてきた。
頂上の畳平は20℃前後だろう、長居は出来ないな。下りは寒いぞぉ、覚悟せねば…。
前半の景色は最高。ピーカンでも標高が高いおかげで湿度が低く快適。
ひたすら坂を登ることを除けばだが。
元気良くしゃべりながら登っているグループ。千葉から7日かけてやって来たそうだ。たぶん高1くらいかな。ホント、若さってやつは‥‥。
畳平までもう一息って所にあるつづら折れ。
とうに森林限界を超えているので道は剥きだし。
しかしここがスカイライン一番の見所。見上げれば「ここを登るのか~」と思うし、見下ろせば「登ったーっ!」と感慨ひとしお。
頂上付近。あちら万年雪、涼しいはずだ。
長居するとホント寒いので持って来た食料を頬張ったらスグ下山です。
今回泊まった宿は食堂がマンマ最近よくある居酒屋のように細かく仕切られた半個室になっていて周りに気兼ねなく食事出来て良かったです。宿の人の負担も少なくて双方にとって良いシステムなのでは。
最終日、帰路で寄った妻籠宿。あいにくの天気でこれは残念。
八王子市、北野駅から徒歩3分。
のむら整骨院・院長の夏のヒトコマでした。